2021/05/02

100%成功する熱帯スイレンの育て方2021年度改良版 - 東京


2011年から毎年欠かさず熱帯スイレンを咲かせています。
東京は7月まで最適な気温にならないので熱帯魚用ヒーターで加温している。
(ヒーター加温が最も重要なコツかもしれない。)

1.芽だし。
・芽だしの次期は桜の開花と同時。
・水深の浅いコンテナに水を張り、熱帯魚用ヒーターで加温。
 球根をジベレリンで処理し、ネットに入れて野外で芽出し。
2.ジフィーポットに植え付け
・1週間もすると芽が出てくるのでジフィーポットに植え付け。
 土は荒木田土を使用。肥料は混ぜない。
・植え替え時に2回目のジベレリン処理。
・ヒーター加温したコンテナで水上葉が出るまで育成。
3.水上葉
・早いものではGW前になると水上葉が出てくる。
 水上葉が出るまでは植え付けをしないように。
・ジフィーポットのまま素焼鉢(4号鉢がおすすめ)に植え付け、
 芽の根元に日光が当たるように鉢の上面までの水深を
 10~15cmくらいになるように調整する。 
 肥料は発行油粕の大粒を4つ程度。
 (発行油粕は匂いがするのでマグアンプKの方が使いやすい)
 再生土を使う場合は表面だけは新しい肥料の混ぜていない荒木田土で覆う
4.つぼみ
・5月下旬になるとつぼみが出てくる。
・まだ気温は18度以下になることがあるのでスイレン鉢をヒーター加温
5.ヒーター加温終了
・7月中旬でヒーター加温終了。
 最低気温が18度以上で、丈夫な葉っぱが出ていることが重要。
6.開花期(8~10月)
・開花期は球根に光が当たるように葉っぱの枚数を調整する。
発行油粕の大粒を元肥に使った場合は追肥は必要ない。
・約3週間から1か月間隔で追肥が必要。葉の色や花芽の上がり具合で追肥間隔を調整。
・追肥にはハイポネックス液肥と木酢液を注射器で土の中に注入するのがおすすめ。詳細は記事を参考にしてください。
7.越冬
・11月下旬になって新しくつぼみが出なくなったら、
 鉢から取り出して葉っぱも根も切り取る。
 球根はベンレートなどで消毒をする。
 濡らして固くしぼったフエルトで包んでジップロックに入れる。
 室内の5~15度の部屋で保存。
8.使用済みの土
・使用済みの土は、根と発行油粕をできるだけ取り除き乾燥粉砕して保存する。
 この土には発行油粕が結構混ざっているのでそのまま次の年の土として使用できる。
 発酵してガスが発生しやすく表面に露出すると苔が発生するので、
 鉢の下半分だけ使用して、表面は新し土を使用すると良い。

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