2014/11/30

スイレンの冬越し キッチンペーパー方式

最高気温が18度を下回るようになりましたね。
小さな葉しか出ていない、または成長が止まっていれば冬越し処理をします。

水道の水圧で泥の中から球根を取り出します。
通常、2つから3つに球根が増えています。
元になった球根が腐っていることがあるので、球根は全て分離します。
強めに握ってみて柔らかいものは中が腐っているので捨てます。
(腐った球根と一緒にしておくと新しい球根が痛みます。)
根や葉はハサミで切ります。小さな芽は残しておいてもかまいません。
腐敗の元になるものをできるだけ取り除きます。
オーガストコーチが20球以上に増えてしまいました。
来年どうしようかなぁ。。。。

洗った球根をトップジンM水和剤の1000倍液(1袋1gを1リットルの水に溶かす。)に15分浸します。



水道水で軽く洗って、キッチンペーパーで球根を包み、
一つ一つ、個別にジップロックにいれます。
できる限り空気が入らないようにしてください。

水は空気を追い出す為に入れているので最小限です。
複数の球根を同じジップロックに入れると一つが腐ると全ての球根が痛みます。できる限り個別に入れるのがコツです。

置き場所は室内の18度以下5度以上の部屋。(東京なら暖房の無い一番寒い部屋。)
発泡スチロールの容器に入れて温度変化を少なくします。

この方式のポイントは、
1.雑菌の無い様態に保つ
2.栄養と空気の無い水だけの状態で休眠させる
3.キッチンペーパー、またはフエルトで乾燥を防ぐ。
4.気温は変化の少ない室内で18度以下5度以上

真空パックに近いかも知れません。